文士風狂録 ─青山光二が語る昭和の作家たち

大川 渉

戦中・戦後・現代と三つの時代を生きぬいてきた作家・青山光二。盟友・織田作之助との青春時代。太宰、安吾、林芙美子、三島ら文士たちの素顔を語る。

文士風狂録 ─青山光二が語る昭和の作家たち
  • シリーズ:単行本
  • 1,870円(税込)
  • Cコード:0090
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2005/12/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-88524-2
  • JANコード:9784480885241
大川 渉
大川 渉

オオカワ ワタル

1959年生まれ。大阪で育つ。文筆家。早稲田大学卒業。酒場巡りや町歩きに関するエッセイや書評などを新聞・雑誌に執筆。無頼派の作家、作品に詳しい。著書に『下町酒場巡礼』『文士風狂録─青山光二が語る昭和の作家たち』『東京オブジェ』など。編集と解説を担当したアンソロジーに『聴雨・螢 織田作之助短篇集』『短篇礼讃 忘れかけた名品』がある。

この本の内容

焼け跡、カストリ焼酎、ヒロポン…混沌の時代を彩った小説家の群像!現役最高齢、“最長不倒作家”の記憶。

この本の目次

無二の親友、織田作之助の死
太宰治、グッド・バイ
偉大なる嘘つき坂口安吾
最後は菩薩、林芙美子
ヒロポン、アドルム、田中英光
論争をけしかける花田清輝
凄まじい勢いで書く丹羽文雄
手を握りしめる舟橋聖一
カンパにも超然、埴谷雄高
三島由紀夫の白い手袋
新宿の雑踏に消えた梅崎春生
色川武大と語った「博打と小説」
「あいつを殺す」と笹沢左保は言った
後ずさりした木々高太郎
芝木好子が見せた涙
五十年来の友、田宮虎彦の死

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