ちくま小説選 ─高校生のための近現代文学エッセンス
小説とは世界の縮図であり、時代の鏡である。
日本近代文学の名篇から現代文学の先鋭的な作品まで、高校生のうちに読んでおきたい小説を幅広く収録したアンソロジー。脚問・手引き、別冊解説集付き。
小説とは世界の縮図であり、時代の鏡である。近代文学の古典的な名作から、現代の先鋭的な短編小説まで、バラエティに富んだ22編を収録。高校生のための小説アンソロジー決定版!
第1章 日常のほころび(ミケーネ(いしいしんじ)
ピアノ(芥川龍之介)
わかれ道(樋口一葉)
最近のある日(マルケス,G・ガルシア)
件(内田百〓(けん))
怒りの大気に冷たい嬰児が立ちあがって(大江健三郎))
第2章 気がかりな痕跡(指(津島佑子)
普請中(森鴎外)
七話集(稲垣足穂)
秘密(谷崎潤一郎)
さよならクリストファー・ロビン(高橋源一郎)
弓浦市(川端康成))
第3章 湧きあがる想い(歌のふるさと(円地文子)
絞首刑(G.オーウェル)
それから(夏目漱石)
ボトルシップを燃やす(堀江敏幸)
歩行(尾崎翠))
第4章 飛翔する言葉(ブラックボックス(津村記久子)
新釈諸国噺 裸川(太宰治)
海と夕焼(三島由紀夫)
どんなご縁で(耕治人)
一言主の神(町田康))
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