死と復活 ─「狂気の母」の図像から読むキリスト教

池上 英洋

母はなぜ
わが子を殺したか

「狂気の母」という凄惨な図像に読み取れる死と再生の思想。それがなぜ育まれ、絵画、史料、聖書でどのように描かれたか、キリスト教文化の深層に迫る。

死と復活 ─「狂気の母」の図像から読むキリスト教
  • シリーズ:
  • 定価:本体1,800円+税
  • Cコード:0370
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2014/02/12
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-01592-1
  • JANコード:9784480015921
池上 英洋
池上 英洋

イケガミ ヒデヒロ

1967年広島県生まれ。美術史家、東京造形大学教授。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。著書に『Due Voltidell’Anamorfosi』(Clueb, イタリア)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(小学館)、『イタリア 24の都市の物語』(光文社)、『神のごときミケランジェロ』(新潮社)、『?失われた名画?の展覧会』(大和書房)、『西洋美術史入門』『西洋美術史入門〈実践編〉』『死と復活』『官能美術史』『残酷美術史』『美少年美術史』(筑摩書房)など。

この本の内容

イタリア・フィレンツェ郊外の小さな美術館で出会った一つの謎めいた板絵。それは死んだはずの赤ん坊をよみがえらせた聖人の奇跡を描いたものだった。この「嬰児復活の奇跡」と、その上位テーマたる「狂気の母」が、著者を思索の旅に招き入れる。聖餐・聖遺物といったキリスト教文化圏特有の信仰形態や、遡って古代エジプト、ギリシア、ケルト文化にも見られる「死と復活」の主題。これら多くの図像や史料を読み解きながら西洋精神の根幹を成す「死と復活」の思想の本質と、キリスト教の深層に肉薄する。

この本の目次

第1章 「嬰児復活の奇跡」と聖遺物
第2章 聖餐とカニバリズム
第3章 聖杯伝説と生贄の祭儀
第4章 子殺しの魔女とケルトの大釜
第5章 ディオニューソスと「洗礼による死」
第6章 若返りの釜―グノーシス、錬金術、アンドロギュヌス

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