坂口安吾全集 6

坂口 安吾

薬物中毒と躁鬱症を克服すべく執筆は続く。未完の長篇小説「火」第一部、「ジロリの女」「遺恨」「無毛談」「アンゴウ」「お魚女史」他。
【解説: 川元祥一 】

坂口安吾全集 6
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,281円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:さ-4-6
  • 刊行日: 1991/05/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02466-2
  • JANコード:9784480024664
坂口 安吾
坂口 安吾

サカグチ アンゴ

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

この本の内容

未完の長篇小説「火」を中心に「ジロリの女」「ニューフェース」「織田信長」等10篇を収録。

この本の目次

ジロリの女
遺恨
無毛談
アンゴウ
ニューフェース
お魚女史
織田信長
死と影
カストリ社事件

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