坂口安吾全集　９

坂口 安吾 著

桐生移転――新天地で新たな創作活動が始まる。長篇小説｢信長｣を中心に｢都会の中の孤島｣｢梟雄｣｢牛｣｢中庸｣｢乞食幽霊｣他。
【解説： 荻野アンナ 】

坂口安吾全集　９
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:さ-4-9
  • 刊行日: 1991/03/26
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:704
  • ISBN:4-480-02469-7
  • JANコード:9784480024695
坂口 安吾
坂口 安吾

サカグチ アンゴ

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

この本の目次

信長
都会の中の孤島
牛
梟雄
中庸
決戦川中島―上杉謙信の巻
人生オペラ―吝嗇神の宿
乞食幽霊
神サマを生んだ人々
砂丘の幻
発掘した美女
町内の二天才
餅のタタリ

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