坂口安吾全集10

坂口 安吾

未完の長篇小説「真書太閤記」を中心に、作者最晩年の小説15篇と未定稿5篇を収録。「目立たない人」「保久呂天皇」「狂人遺書」他。
【解説: 安岡章太郎 】

坂口安吾全集10
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,206円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:さ-4-10
  • 刊行日: 1991/04/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02470-0
  • JANコード:9784480024701
坂口 安吾
坂口 安吾

サカグチ アンゴ

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

この本の内容

『保久呂天皇』『真書太閤記』『狂人遺書』他作者最晩年の小説群15篇及び草稿5篇を収録。

この本の目次

目立たない人
握った手
曾我の暴れん坊
女剣士
文化祭
保久呂天皇
左近の怒り
お奈良さま
真書太閤記
花咲ける石
裏切り
人生案内
桂馬の幻想
狂人遺書
青い絨毯
紫大納言
島原の乱草稿
猿飛佐助草稿
わが血を追う人々
焼夷弾のふりしきる頃

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