坂口安吾全集18

坂口 安吾

作者最晩年の、新聞・雑誌連載エッセイ「明日は天気になれ」「安吾新日本地理」「安吾新日本風土記」、及び題跋・後記を集成。
【解説: 奥野健男 】

坂口安吾全集18
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:さ-4-18
  • 刊行日: 1991/09/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02478-6
  • JANコード:9784480024787
坂口 安吾
坂口 安吾

サカグチ アンゴ

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

この本の内容

「安吾新日本地理」「安吾新日本風土記」「明日は天気になれ」ほか題跋・後記13篇を収録。

この本の目次

明日は天気になれ(日本の常識
乱世の抜け穴
日本犬の話
ある九州の魂
女子衰えたり
ささやかな愉しみ
長崎チャンポン
発明の拷問
宮様屋敷
文士の碁将棋
現代の忍術
キャッチボール ほか)
安吾新日本地理(安吾・伊勢神宮にゆく
伊達政宗の城へ乗込む―仙台の巻
飛騨・高山の抹殺―中部の巻 ほか)
安吾新日本風土記
題跋・後記(『炉辺夜話集』後記
『秋風と母』跋・尾崎士郎氏へ
『逃げたい心』序
『白痴』後記 ほか)

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