シェイクスピア全集 7 リチャード三世
世界を憎悪するリチャードは、奸計をつくして王の座を手にするが――。疾走する悪の醍醐味を、大好評の新訳で。詳しい注釈付。
【解説: 中野春夫 】
「口先で奇麗事を言う今の世の中、どうせ二枚目は無理だとなれば、思い切って悪党になりこの世のあだな楽しみの一切を憎んでやる」。世界を憎悪するリチャードは実の兄を陥れ、殺した敵の妻を口説き、幼な子を惨殺し、利用しつくした臣下はごみのように捨て―。奸計をつくして登りつめた王座に、破滅はあっけなく訪れる。爽快なまでの「悪」を描いた傑作。
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