たたかう植物 ─仁義なき生存戦略

稲垣 栄洋

じっと動かない植物の世界。しかしそこにあるのは穏やかな癒しなどではない! 昆虫と病原菌と人間と。苛酷なバトル・フィールドに大接近!多様な生存戦略に迫る。

たたかう植物 ─仁義なき生存戦略
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体760円+税
  • Cコード:0245
  • 整理番号:1137
  • 刊行日: 2015/08/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-06840-8
  • JANコード:9784480068408
稲垣 栄洋
稲垣 栄洋

イナガキ ヒデヒロ

1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授。農業研究に携わる傍ら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する著述や講演を行っている。著書に、『植物はなぜ動かないのか 弱くて強い植物のはなし』(ちくまプリマー新書)、『身近な雑草の愉快な生きかた』『身近な野菜のなるほど観察録』『身近な虫たちの華麗な生きかた』『身近な野の草 日本のこころ』『身近な生きものの子育て奮闘記』(以上、ちくま文庫)、『たたかう植物 仁義なき生存戦略』(ちくま新書)など。

この本の内容

じっと動かない植物の世界。しかしそこにあるのは穏やかな癒しなどではない!植物が生きる世界は、「まわりはすべてが敵」という苛酷なバトル・フィールドなのだ。植物同士の戦いや、捕食者との戦いはもちろん、病原菌等とのミクロ・レベルでの攻防戦も含めて、動けないぶん、植物はあらゆる環境要素と戦う必要がある。そして、そこから進んで、様々な生存戦略も発生・発展していく。多くの具体例を引きながら、熾烈な世界で生き抜く技術を、分かりやすく楽しく語る。

この本の目次

第1ラウンド 植物vs.植物(厳しい競争社会
もっと光を ほか)
第2ラウンド 植物vs.環境(戦うのも大変だ
戦わない戦略 ほか)
第3ラウンド 植物vs.病原菌(健康グッズの立役者
体にいい植物成分 ほか)
第4ラウンド 植物vs.昆虫(毒殺の歴史
植物の化学兵器 ほか)
第5ラウンド 植物vs.動物(巨大な敵の登場
恐竜の食害を防ぐ ほか)
第6ラウンド 植物vs.人間(果実を食べる哺乳動物
人類の誕生 ほか)

読者の感想

2016.5.25 小林うーすけ

ここ数年読んだ本の中で、一番面白かったです。


さまざまな戦略を駆使して種を残し、分布域を広げようとする植物の知恵には驚きの連続でした。また、植物の本なのに哲学的な匂いを感じました。そして、それが良かった。

たかが植物、されど植物。
今後は道端の雑草を見る目が変わりそうな気がします。

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