グリム童話 ─子どもに聞かせてよいか?

野村 (ひろし) 「ひろし」は「さんずい」に「玄」

創業70周年記念復刊

子どもたちはどうして残酷な話が好きなのか? 残酷で魅力的なグリム童話の人気の秘密を、みごとに解きあかす異色の童話論。

グリム童話 ─子どもに聞かせてよいか?
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0198
  • 整理番号:ノ-2-1
  • 刊行日: 1993/12/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-08108-7
  • JANコード:9784480081087

この本の内容

森へ子供を捨てる「ヘンゼルとグレーテル」、殺してしまう「白雪姫」…。子どもたちはどうしてこんなに残酷なグリム童話が好きなのだろう?リューティー、プロップなどの文芸学、さらにフロイト、ユングなど心理学の成果を縦横に駆使しながら、あくまで残酷で、この上もなく魅力的なグリム童話の人気の秘密を丹念にたどり、文学として総合的に論じた異色の童話論。

この本の目次

1 グリム童話は残酷である
2 グリム童話は封建的である
3 グリム童話はナチスに通ずる
4 グリム童話は非科学的である
5 グリム童話は総合的である

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