教育亡国

学校教育が根底から破産した元凶は何か? 戦後教育改革の初心とそれへの裏切りの跡をたどり、明日への展望を開く警世の一槌。

教育亡国
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,174円(税込)
  • Cコード:0137
  • 整理番号:ハ-7-1
  • 刊行日: 1995/03/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-08183-6
  • JANコード:9784480081834

この本の内容

いま、学校は教育の場所ではなくなっている。そのための環境が根底から破壊されてしまったからだ。教育を通じて、日本は確実に亡びに向かっている。その原因はいったいどこにあるのだろうか。ふりかえれば、戦後の教育改革は計三度行われている。第一の改革は、まさに「革命」と呼ぶに値するが、第二・第三の改革は、その初心に対する裏切りだった。この裏切りが、その後の教育の荒廃を準備した。戦後教育改革の変質を助長し続けた、文部省をはじめとする教育行政の責任をつぶさに追及しつつ、教育のよみがえりを担う主体の形成を説いた、林竹二の遺言。

この本の目次

戦後の教育改革は第二の開国であった
いま、学校に教育はあるのか、またありうるのか―内申書裁判をめぐって
私がいわゆる大学紛争のなかで見たもの
戦後教育の初心とは何であったか
裏切られた革命
いわゆる再改革の行きついたところ
責任をもつものは責任をとらねばならない

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