モーツァルトのいる街

ザルツブルクからパリ、ロンドン、イタリア、ウィーン、プラハ。楽聖の足跡をたどり、 人間モーツァルト に迫る本格的評伝。

モーツァルトのいる街
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,228円(税込)
  • Cコード:0173
  • 整理番号:イ-10-2
  • 刊行日: 1996/04/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-08271-9
  • JANコード:9784480082718

この本の内容

天賦の表現力でわたしたちを魅了してやまないモーツァルトはその生涯の約三分の一を旅に過ごしている。故郷ザルツブルクを離れてイタリア、ミュンヘン、パリ、ロンドン、プラハ、そしと最期の地ともなったウィーン…勉学、求職、仕事と目的はさまざまであるが、旅先での経験が彼の音楽に与えた影響は計り知れない。海外での最新の研究をふまえながら、これまでの「モーツァルト像」を覆す新しい視点に立って書かれた画期的な評伝。

この本の目次

第1章 ザルツブルク
第2章 アマデーウスの耳
第3章 少年作曲家
第4章 イタリア
第5章 宮廷音楽家
第6章 遍歴の青春
第7章 自立への賭け
第8章 新たな門出
第9章 巨匠への道
第10章 オペラ・ブッファの世界
第11章 翳り行く日々
第12章 最後の年

読者の感想

2012.10.10 q&p

生涯の3分の1を旅で過ごしたモーツァルトの生涯を、実によくまとめている。同じような本はあるけれども、これは最高のものだ。

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