筑摩書房漢書　５　列伝２ / 班固著, 小竹武夫著

漢書　５　列伝２

創業70周年記念復刊

難敵匈奴をめぐる衛青、霍去病、張騫たちの活躍と、董仲舒、司馬相如、司馬遷ら学者・文人たちの群像を描く。登場人物の際立つ個性を活写。

シリーズ:ちくま学芸文庫
1,760円(税込)
Cコード:0122
整理番号:ハ-10-5
刊行日: 1998/02/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります
判型:文庫判
ページ数:656
ISBN:978-4-480-08405-7
JANコード:9784480084057

著者について1
著者について2

漢の高祖（前２０６）から、新の王莽（２３）まで、『史記』に次ぐ第二番目の中国正史『漢書』全１００巻（現行１２０巻）。帝王の業績「帝紀」、系譜の「表」、文化・地理などの「志」、人々の事蹟「列伝」、その記述は、歴史における個人の役割を重視した。人々の生きざまを、その弱さ愚かさをも含めて克明に描き、人間の運命を洞察する歴史文学として底知れぬ魅力をたたえ、後世史家の範となる。儒教を国教とした董仲舒、『史記』の作者司馬遷、シルクロードを開いた張騫など、第５巻は、今に伝わる傑出した人々が登場。