反科学論

科学は何のために、誰のためにあるのか? 70年代前半に書かれ、その後の科学をめぐる思想・文化・政治を予言した思索の軌跡。

反科学論
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0140
  • 整理番号:シ-11-1
  • 刊行日: 1998/12/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:4-480-08449-5
  • JANコード:9784480084491

この本の内容

科学は誰のためにあるのか?科学は絶対的に善なのか、悪なのか?相対的に善なのか、悪なのか?1960年代後半、全国に拡がった学園闘争の中で突きつけられたこれらの問いに、オーストラリアの地から答えた、一生物学者の思想と思索。日本でも分子生物学が成熟期に入りつつあった時期に発せられた自問・他問への回答は、その後の科学をめぐる思想・政治・文化の状況をみごとに予言する。

この本の目次

1 序章
2 専門家とその勢力の拡大
3 科学の再評価
4 科学と社会
5 実践への展望
6 解放へ

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