将棋図式集 (上) ─江戸時代初期

初代名人大橋宗桂の『象戯図式』を初めとする献上図式、『将棋大矢数』等の古棋書から、草創期の作風を伝える二百局を精選。

将棋図式集 (上) ─江戸時代初期
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0176
  • 整理番号:シ-10-1
  • 刊行日: 1998/11/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:512
  • ISBN:4-480-08461-4
  • JANコード:9784480084613

この本の内容

『将棋図式集』全3巻では、図式(詰将棋)成長の軌跡を、草創期から近代作品にバトンタッチするまで、3期に分けてたどる。将棋文化の爛熟期であり、時代的には江戸初期に始まり幕末までを覆う。本巻では一世名人大橋宗桂の『将棋秘伝鈔』を筆頭に史上の黄金期に至る手前まで、時代を代表する8つの図式集から作品を精選し、併せて参考作品を付した。今日の目からすると概して大らかで厳密性に欠けるが、なかにはすでに近代作品の趣をもつものや曲詰めの萌芽もあって、急速な技能の進展を見ることができる。391手詰め作品など、図式に賭ける執念が生み出した芸術は、いまだその生命を失わない。

この本の目次

将棋秘伝鈔―将棋力草(初代大橋宗桂)
将棋経鈔(二代大橋宗古)
将棋衆妙(三代大橋宗桂)
将棋駒競(初代伊藤宗看)
将棋手鑑(五代大橋宗桂)
将棋勇略(二代伊藤宗印)
将棋精妙―不成百番(二代伊藤宗印)
将棋大矢数(无住僊逸)
参考作品

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