益田勝実の仕事 4 秘儀の島

益田 勝実

第60回毎日出版文化賞受賞

神話的想像力の主題を、それを担う主体の側から焦点化した傑作『秘儀の島』(一九七六年)と、単行本未収録の神話論考で編む。解題 坂本勝

益田勝実の仕事 4 秘儀の島
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0139
  • 整理番号:マ-2-5
  • 刊行日: 2006/04/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:592
  • ISBN:4-480-08974-8
  • JANコード:9784480089748

この本の内容

神祀りの時間と空間とはいかなるものか?『火山列島の思想』(1968年)以来思考し続けてきた「神話的想像力」という主題を、より主体の側の問題として焦点化しつつ、歴史残留そのものとしての自己の内部からテキストを読み解く。祭祀と神話の内部構造を考古学的事実と重ね合わせながら、画期的な視点を提示した『秘儀の島』(1976年)、および神話論考「神の日本的性格」「古代人の心情」「神話の生態」などから編む。

この本の目次

1 秘儀の島(神異の幻想
聖地篭もり―日本神話の創造・再生の空間
秘儀の島―神話づくりの実態
日本の神話的想像力―神話の文法
久遠の童形神―イメージの化石を掘る ほか)
2(古代人の思想(抄)
神の日本的性格
神話的想像力
神話的想像の表層・古層―記紀にみる古代人のこころ
文学史上の『古事記』 ほか)

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