世界がわかる宗教社会学入門

橋爪 大三郎

宗教なんてうさんくさい!? でも宗教は文化や価値観の骨格であり、それゆえ紛争のタネにもなる。世界宗教のエッセンスがわかる充実の入門書。

世界がわかる宗教社会学入門
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 858円(税込)
  • Cコード:0114
  • 整理番号:は-34-1
  • 刊行日: 2006/05/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:4-480-42227-7
  • JANコード:9784480422279
橋爪 大三郎
橋爪 大三郎

ハシヅメ ダイサブロウ

橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう):1948年生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京大学大学院社会学部究科博士課程単位取得退学。1989-2013年、東京工業大学で勤務。著書に『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『教養としての聖書』(光文社新書)、『死の講義』(ダイヤモンド社)、『中国 vs アメリカ』(河出新書)、『人間にとって教養とはなにか』(SB新書)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)など、共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『おどろきのウクライナ』(以上、講談社現代新書)、『中国共産党帝国とウイグル』(集英社新書)などがある。

この本の内容

宗教なんてうさんくさい。うっかりハマったら怖い。だから近づかない。多くの日本人はそう思っている。だけど、どんな国でも地域でも、宗教はすっかり日常に溶け込んでいる。文化や価値観の骨格であり、それゆえ紛争のタネにもなる。宗教を知らなければ、世界の人びとを理解することはできないのだ。この本では、世界の宗教を理解するための基礎中の基礎を紹介。「人類の叡智としての宗教」のエッセンスが詰まった、小さいながら充実の入門書。

この本の目次

宗教とはなにか
宗教社会学とはなにか
ユダヤ教とはなにか―契約と律法
キリスト教とはなにか―福音と愛の思想
宗教改革とはなにか―ルターとカルヴァン
イスラム教とはなにか―ウンマとイスラム法
初期仏教とはなにか―サンガの思想
大乗仏教とはなにか―菩薩・般若・極楽浄土
中国と日本の仏教―仏教の伝播と変容
儒教とはなにか―孔孟の思想・朱子学
尊皇攘夷とはなにか―山崎闇斎学派と水戸学
再び宗教を考える

読者の感想

2009.7.22 川上英彦

 本書は若者が世界を理解する上で大変役に立つ本である。小生はある企業の中堅社員(海外のプロジェクトを担当する要員)教育のために編集したテキストの副読本として活用させて頂いている。

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可