最後の幕臣 小栗上野介

星 亮一

幕末の徳川国家を
支えた男の悲劇

江戸幕府の外交・軍事・経済を握り、新政府により罪なくして斬罪に処せられた小栗上野介。幕末を支えた孤独な男の悲劇を描く。
【解説: 童門冬二 】

最後の幕臣 小栗上野介
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 814円(税込)
  • Cコード:0121
  • 整理番号:ほ-19-2
  • 刊行日: 2008/08/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-42459-4
  • JANコード:9784480424594
星 亮一
星 亮一

ホシ リョウイチ

1935年仙台市生まれ。東北大学文学部国史学科卒業。福島民報記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て文筆業。2002年日本大学大学院総合社会情報研究科修了。取材の眼はいつも歴史と人間に向けられている。著書に『よみなおし戊辰戦争』『野口英世の生きかた』(以上ちくま新書)、『会津戦争全史』(講談社選書メチエ)ほか多数。『奥羽越列藩同盟』(中公新書)で1996年度福島民報出版文化賞受賞。

著者に関する情報

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この本の内容

江戸幕府の勘定奉行・外国奉行を歴任した小栗上野介。鎖国論が依然として根強いなか、一貫して海外との交流を主張するなど小栗には先見の明があった。幕末の数年間、命脈をつなぐ軍資金を調達できたのはひとえに小栗の力だった。しかし、この力ある主戦論者を不安に思う倒幕軍は、小栗追討令を出す―。江戸末期の幕府を支えた孤独な男の悲劇を描く力作。

この本の目次

倉渕町で
権田の六十五日
不気味な存在
罪なくして斬らる
会津逃避行
越後路
会津戦争
小栗一族の明治
日本という国
国家改造計画
小栗失脚
大英雄にあらず
上州路

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