お寺の経済学

中島 隆信

日本仏教のあり方に、
経済学が挑む。

コンビニより多い日本のお寺。檀家制度・葬式・戒名・本山と末寺の関係――経済学で考えれば、お寺の仕組みと未来が見えてくる。
【解説: 山形浩生 】

お寺の経済学
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 814円(税込)
  • Cコード:0133
  • 整理番号:な-37-2
  • 刊行日: 2010/02/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-42677-2
  • JANコード:9784480426772
中島 隆信
中島 隆信

ナカジマ タカノブ

1960年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。現在、慶應義塾大学商学部教授。商学博士。実証的な分析を行う一方で、従来の経済学ではなかなか扱われないできた事象を経済学で読み解く一連の仕事を続けている。著書に、『大相撲の経済学』(ちくま文庫)『これも経済学だ!』『子どもをナメるな』(以上、ちくま新書)『日本経済の生産性分析』(日本経済新聞社)、『障害者の経済学』『オバサンの経済学』(以上、東洋経済新報社)がある。

この本の内容

日本全国にあるお寺の数は約7万6000。これはコンビニの4万店を大きく上回る。その「お寺」の世界を経済学的に分析することで見えてくる檀家制度・葬式・戒名・本山と末寺の関係などの本質とは?そして、経済学と仏教という人間の知恵を共存させるためにするべきことは、いったい何か?「法衣・仏壇ビジネス」の仕組みについて分析した「補章」も収録。

この本の目次

今なぜお寺なのか
仏教の経済学
すべては檀家制度からはじまった
お寺は仏さまのもの
お坊さんは気楽な稼業か
今どきのお寺は本末転倒
お寺はタックス・ヘイブンか
葬式仏教のカラクリ
沖縄のお寺に学ぶ
お寺に未来はあるか
最近の動きなどを交えて

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