旅日記 ヨーロッパ二人三脚

高峰 秀子

若き大女優が夫と旅した1958年のヨーロッパ。街を自由に闊歩し、レストランや蚤の市を楽しむ。エッセイスト高峰秀子の面目躍如。解説 斎藤明美

旅日記 ヨーロッパ二人三脚
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 792円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:た-74-2
  • 刊行日: 2016/06/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-43366-4
  • JANコード:9784480433664
高峰 秀子
高峰 秀子

タカミネ ヒデコ

高峰 秀子(たかみね・ひでこ):女優、随筆家。1924年北海道生れ。5歳のとき映画『母』で子役デビュー。以後、『二十四の瞳』『浮雲』『名もなく貧しく美しく』など300本を超える作品に出演。キネマ旬報主演女優賞、毎日映画コンクール女優主演賞ほか、受賞数は日本映画界最多。55歳で引退。名随筆家としても知られ、『わたしの渡世日記』(上・下、新潮文庫)で第24回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。2010年12月28日死去。享年86歳。

この本の内容

こうしてパリでぼんやりしている事の何とすばらしい事か―昭和33(1958)年、ヴェニス国際映画祭の後、名女優・高峰秀子は夫とともに7か月間、ヨーロッパを巡り歩く。パリ、ボン、マドリード、ローマ…、誰にも気兼ねせずに腕を組み、蚤の市を訪ね、人々と語り、おいしいものを楽しむ。死後に見つかった、最も幸せだった旅のすべて。秘蔵の写真を加えて文庫化。

この本の目次

パリ・ローマ経由ヴェニスへ
コモの梅原龍三郎画伯
ヴェニス映画祭
パリ再訪
ボン―夫が入院!?
歩く、歩く、パリ
スペイン小旅行
パリの晩秋
ドイツで「無法松の一生」上映
善三・秀子、太る
雨にあけ雨にくれた南仏
藤田嗣治画伯のアトリエ
シャルトル、レストラン「古い家」
名画座、土産、イヴ・モンタン
ひるねをしたけりゃ、イタリーに
マルセイユ―さらばヨーロッパ
船はスエズ運河を通り…
ボンベイ―にげ出したくなる様なむごさ
船は東南アジアをゆく
香港、そして神戸―旅の終わり

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