雲と鉛筆

吉田 篤弘

ぼくは、屋根裏の部屋に住み、鉛筆工場で働いている。大きなものが書かれた小さな本を読み、雲を眺め考える、人生で大切なこととは何かを。

雲と鉛筆
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 748円(税込)
  • Cコード:0293
  • 整理番号:300
  • 刊行日: 2018/06/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:128
  • ISBN:978-4-480-68325-0
  • JANコード:9784480683250
吉田 篤弘
吉田 篤弘

ヨシダ アツヒロ

1962年東京生まれ。主な著作に『つむじ風食堂の夜』『針がとぶ Goodbye Porkpie Hat』『百鼠』『空ばかり見ていた』『78ナナハチ』『小さな男*静かな声』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『圏外へ』『パロール・ジュレと紙屑の都』『水晶萬年筆』『モナ・リザの背中』『電氣ホテル』『ソラシド』『レインコートを着た犬』などがある。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作と装幀の仕事も行なっている。

この本の内容

ぼくは屋根裏部屋に住み、鉛筆工場で働いている。大きなことが書かれた小さな本を読み、遠い街に出かけて、友人とコーヒーを飲む。鉛筆を削って、雲を描き、姉に手紙を書いて、人生を考える。

この本の目次

第1章 遠い街から帰ってきた夜
第2章 バリカンとジュットク
第3章 名前のない画廊

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