物語のあるところ ─月舟町ダイアローグ

吉田 篤弘

小説の舞台「月舟町」に出かけていった著者が、登場人物たちと「登場人物の自由」や「物語の効用」等について語る一味違う物語論。

物語のあるところ ─月舟町ダイアローグ
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 836円(税込)
  • Cコード:0293
  • 整理番号:400
  • 刊行日: 2022/04/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:144
  • ISBN:978-4-480-68427-1
  • JANコード:9784480684271
吉田 篤弘
吉田 篤弘

ヨシダ アツヒロ

1962年東京生まれ。主な著作に『つむじ風食堂の夜』『針がとぶ Goodbye Porkpie Hat』『百鼠』『空ばかり見ていた』『78ナナハチ』『小さな男*静かな声』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『圏外へ』『パロール・ジュレと紙屑の都』『水晶萬年筆』『モナ・リザの背中』『電氣ホテル』『ソラシド』『レインコートを着た犬』などがある。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作と装幀の仕事も行なっている。

この本の内容

小説家の「ぼく」は、自分の描いた物語の中にある町「月舟町」におもむき、おなじみの登場人物たちと語り合う。主題は「物語とはなんだろう」。対話で深まる、ひと味違う物語論。

この本の目次

1 皿の上には何がある?(りんご箱
登場人物
いろいろな「私」
デタラメと即興
よく分からないもの)
2 遠くに見えている灯り(切実な犠牲者
オーサー
ハッピーエンド)

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