さい果て
行商に疲れ、病いに苦しみつつも小説を書き続ける夫。その繊細で鋭い神経に時にいらだち、また優しく寄り添う妻。愛と苦闘の連作小説。
- シリーズ:ちくま文庫
- 394円(税込)
- Cコード:0193
- 整理番号:つ-1-1
- 刊行日:
1986/10/24
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-02092-6
- JANコード:9784480020925
- 在庫 ×
小説家を志す同人誌仲間の志郎と結婚した「私」。志郎は胸部成形手術の故に、また小説家を志す故に、思うように働けず、二人は衣料品の行商に、東北・北海道への旅に出る。何ほどの成果も得られぬままの帰京。再び、貧しさの中で「書くこと」と「生活」への苦闘がはじまる。―悲しみがそのまま女の強さになっていく姿を描く、文壇へのデビュー作。
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