鏡のなかの「豊かさ」 ─援助する国される国

日本の〈豊かさ〉を東南アジア諸国にも!? 日本人の思い上りは何をもたらしたか? 経済援助を通して知る日本の〈豊かさ〉の中味。

鏡のなかの「豊かさ」 ─援助する国される国
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 416円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:い-10-1
  • 刊行日: 1988/12/01
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-02282-1
  • JANコード:9784480022820

この本の内容

1970年頃から日本はアジアの低開発国に対する経済援助を活発に行ない始めた。そこで日本人は大きな歴史的誤りを犯した。それは、日本が求めてやまない「豊かさ」を、相手もまた同じように求めてやまないはずだというキメツケである。当時、日本政府からインドネシアに派遣された著者が、“援助する者とされる者”との「心のズレ」を自らの体験を通して鋭く綴った、日本とアジアを考える人びと必読の書である。

この本の目次

序章 十数年の歳月は短いようで長い
インドネシアへの旅立ち
開発戦略をどうするか
文化と価値観のちがい
援助とはなにか
反日の構造を探る
補論 これからのアジアと日本
終章 当たらなかった2つの予測

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