ちくま文庫

新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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683
円978-4-480-02355-1
0195
-9-1
1989/10/31
文庫判
288
頁良寛といえば、まず「書画にすぐれた僧」あるいは「子供の好きなお坊さん」という印象を持っている人も多いであろう。しかし良寛はきびしい修業をつんだ曹洞宗の僧であり、学識深い大教養人であった。後年の軽妙洒脱、自在の境地にいたるには、多くの苦悩・挫折を経なければならなかった。その、内面の風景を、主として漢詞に依って描き、従来あまり知られなかった良寛の心を、細密に説く。
1 生涯懶立身―良寛の生涯と境涯
2 「捨てる」と「任す」
3 良寛の資性
4 良寛における詩
5 良寛の「戒語」と「愛語」
6 良寛における「聞く」
7 良寛における歌と書
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