コラムは歌う ─エンタテインメント評判記1960〜63

小林 信彦

60年代初頭、エンタテインメント批評を書き出した若き日の著者の筆が冴えるコラム集。単行本未収録三五〇枚を含むオリジナル版。

コラムは歌う ─エンタテインメント評判記1960〜63
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 971円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:こ-4-3
  • 刊行日: 1989/12/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:592
  • ISBN:4-480-02362-3
  • JANコード:9784480023629
小林 信彦
小林 信彦

コバヤシ ノブヒコ

1932年生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒業。作家。著書に『東京少年』『日本橋バビロン』『流される』の三部作、『日本の喜劇人』『つなわたり』『おかしな男 渥美清』ほか。近著は『わがクラシック・スターたち』。

この本の内容

’60年代初頭…アメリカ映画もヨーロッパ映画も、日本映画もまだ元気だったころ、そして、TVが日の出の勢いだったころ。この時期にエンタテインメント批評を書き始めた著者の辛らつな、しかし愛情のこもったコラム集。「映画評論」「週刊平凡」「アサヒ芸能」などを舞台に、クレイジー・キャッツの大ヒットを予見し、アメリカン・コメディの面白さに酔い、アート・シアターの健闘に拍手する。若き日の著者の筆が冴える〈コラムによるエンタテインメント・オデッセイ〉序章。単行本未収録350枚を含むオリジナル編集版。

この本の目次

「騎兵隊」とジョン・フォードの世界
ハナ肇とクレイジー・キャッツ
「サイコ」
「日曜はダメよ」
日活アクション映画の危機
「荒馬と女」
「結婚泥棒」
「ハスラー」
喜劇映画を作ろう
中尾ミエの映画初出演
ヒッチコックの「ロープ」、初公開
弘田三枝子と中尾ミエのトップ争い
小林桂樹が光る「白と黒」
トリュフォの「ピアニストを撃て」
「マリリン・モンローの世界」
もの悲しい邦画のテレビ放映
プレスリーがモデルのミュージカル
ケネディ暗殺の影響
映画とテレビのはざまで〔ほか〕

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