柳田國男全集14

柳田 國男

神の依代としての樹木に関する論考『神樹篇』。新しい国学の樹立を渾身の力を傾けて論ずる三部作『祭日考』『山宮考』『氏神と氏子』。

柳田國男全集14
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,206円(税込)
  • Cコード:0139
  • 整理番号:や-6-14
  • 刊行日: 1990/04/26
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-02414-X
  • JANコード:9784480024145
柳田 國男
柳田 國男

ヤナギタ クニオ

(1875−1962)兵庫県に生まれる。幼少年期より文学的才能に恵まれ、短歌、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省、貴族院勤務を経て、朝日新聞社に入社。勤務の傍ら全国各地を旅行し、民俗学への関心を深める。1909年、日本初の民俗誌『後狩詞記』を発表、以後『遠野物語』から晩年の『海上の道』に至るまで多大な業績を遺す。

この本の内容

日本人の信仰と生活の中で、特別に神聖視されてきた松や杉などの樹木―神社の境内の神木や民間神事の柱から盆の灯篭や正月の門松にいたるまで、神が降臨するときの依代(よりしろ)としての樹木について考察する『神樹篇』。敗戦直後精神的支柱を失った日本の民族と祖国の将来を憂い、神社はどうなるのだろうかという人々の切実な問いに答えるために書かれた新国学談三部作『祭日考』『山宮考』『氏神と氏子』。以上いずれも神祭りの日や祀る場所などの検証を通じて、日本人古来の氏神信仰の起源や祖霊信仰の変遷について論究する渾身の書である。

この本の目次

神樹篇
祭日考
山宮考
氏神と氏子

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