坂口安吾全集 1

坂口 安吾

処女作「木枯の酒倉から」、芸術派の新人としてにわかに注目され始めた「風博士」「ふるさとに寄する讃歌」他初期作品21篇収録。
【解説: 柄谷行人 】

坂口安吾全集 1
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:さ-4-1
  • 刊行日: 1989/12/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:592
  • ISBN:4-480-02461-1
  • JANコード:9784480024619
坂口 安吾
坂口 安吾

サカグチ アンゴ

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

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