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ちくま文庫

カジムヌガタイ

——風が語る沖縄戦

米軍も日本軍も敵だった――。沖縄戦を描く傑作漫画。

苛烈を極めた沖縄戦とその後の米軍占領の歴史の中で、沖縄の人びとはいかに生き、闘ったのか。海外でも注目される漫画家の代表作。解説 小那覇安剛

2003年文化庁メディア芸術祭大賞受賞/コミコン・ナポリ2025受賞

定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-44102-7

Cコード

0179

整理番号

-36-1

2026/06/10

判型

文庫判

ページ数

320

解説

小那覇安剛

内容紹介

沖縄の傷に触れると、沖縄で生まれ育った私の身体がじっさいに痛む。
この切実さが分かりますか。どうか忘れないでください。
――大白小蟹(漫画家)

比嘉さんの傑作漫画の数々は、沖縄への最初の扉だった。
それは、帰り道のいちばん最後に開きたい扉でもある。
――七尾旅人(シンガーソングライター)

戦争を拒むために、
今こそ読んでほしい。
忘れられない
忘れてはならない
沖縄の戦世(いくさゆ)の物語。
――目取真俊(作家)

村の娘を襲う米兵に一致団結して戦う人びと、家族を殺した日本兵への復讐を誓う少女、中国戦線で心に傷を負った青年とオバァ、故郷を守ろうと奔走する子どもたち……苛烈を極めた沖縄戦、その後の米軍占領の歴史の中で、沖縄の人びとはいかに生き、闘ったのか。その歴史を活劇とユーモアとともに描いた6つの物語。第7回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作。
解説 小那覇安剛(「琉球新報」論説委員)

目次

カジムヌガタイ ― 風が語る―
フシムヌガタイ ― 星が語る―
トゥイムヌガタイ ― 鳥が語る―
ワラビムヌガタイ ― 子どもが語る―
決戦 少年護郷隊
イシムヌガタイ ― 石が語る―
沖縄離島散歩

遺書として 比嘉慂

解説  小那覇安剛  

著作者プロフィール

比嘉慂

( ひが・すすむ )

比嘉慂(ひが・すすむ):1953年、沖縄県那覇市生まれ。公務員生活20年の後、創作活動に入る。本作の他、漫画作品に『砂の剣』『マブイ』(青林工藝舎)、『美童物語』(講談社)、写真集に『風土の家 那覇の街角』(ボーダーインク)がある。本作『カジムヌガタイ』は、2003年に第7回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞し、2005年にイタリア語版、2026年にスペイン語版が刊行された。『砂の剣』『マブイ』2冊を合本した『OKINAWA』の英語版が全米図書館協会「大人のためのグラフィックノベル2023」トップ10に選出、同イタリア語版が「コミコン・ナポリ2025」国際作品クラシック部門で最優秀賞を受賞するなど、海外でも注目されている。

寄せられたコメント

沖縄の傷に触れると、沖縄で生まれ育った私の身体がじっさいに痛む。 この切実さが分かりますか。どうか忘れないでください。
──

漫画家

大白小蟹

さん
比嘉さんの傑作漫画の数々は、沖縄への最初の扉だった。それは、帰り道のいちばん最後に開きたい扉でもある。
──

シンガーソングライター

七尾旅人

さん
戦争を拒むために、今こそ読んでほしい。忘れられない 忘れてはならない沖縄の戦世(いくさゆ)の物語。
──

作家

目取真俊

さん

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