坂口安吾全集 2

坂口 安吾

孤独と悲痛な恋愛体験による苦悩の中から生まれた「吹雪物語」の他「狼園」「母を殺した少年」「古都」「孤独閑談」を収録。
【解説: 種村季弘 】

坂口安吾全集 2
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:さ-4-2
  • 刊行日: 1990/01/30
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:640
  • ISBN:4-480-02462-X
  • JANコード:9784480024626
坂口 安吾
坂口 安吾

サカグチ アンゴ

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

この本の内容

長編小説「吹雪物語」(直筆原稿版)を初収録。他に「狼園」「母を殺した少年」「古都」「孤独閑談」を収める。

この本の目次

狼園
母を殺した少年
吹雪物語―夢と知性
古都
孤独閑談

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