ちくま文庫

ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX
ヨシタケシンスケ
著
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919
円978-4-480-02539-5
0123
-2-2
1991/06/24
文庫判
0
頁博物学の巨人、南方熊楠。その生涯は研究につぐ研究、博識にははかり知れぬものがあった。その勉強ぶりと、ときに奇矯とも見える日常、大きなテーマであった菌類研究の業績を、熊楠の反権威の姿勢に強く共感した著者が力強く描く。熊楠の全貌を伝えるのに最も適した人を得て成った、決定版。
1 慶応3年
2 幼年―中学時代
3 粘菌研究の動機
4 20歳の秋
5 シカゴ住いからハバナへ
6 英京ロンドンの熊楠
7 帰国した熊楠
8 田辺の町に来て
9 結婚した熊楠
10 南方研究所運動
11 東京に来た熊楠
12 人情紙風船のこと
13 天皇と熊楠
14 熊楠が残した仕事
15 おうちの花が咲いていた
16 万華鏡を通して見た熊楠の像
17 回想の南方熊楠
附(年譜
履歴書)
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