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定価

619

(10%税込)
ISBN

978-4-480-02600-2

Cコード

0195

整理番号

-1-5

1992/02/24

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

サルトルの墓の前でその絶望の深さに思いをいたし、ガウディの建築の背後に西洋中世以来の石の文化の歴史を読む。ケルン大聖堂の鐘の音が聞える国際会議場で世界の作家たちのおかれた困難を実感する…。中世と現代を行き来しつつ「今」をとらえる、具体性と自由な思考に裏うちされた出色の文明論。

目次

歴史曼陀羅
在欧通信(サルトルの墓
フランコ死後5年
美術品の危機
バカンスと西欧社会
飢えと渇きと爆弾と ほか)
往復書簡 核時代のユートピア(大江健三郎
堀田善衛)
人、親しければ(第1回A・A作家会議とネルーのこと
インドの作家たち
ソヴィエトの作家たち
政治と文学について ほか)

著作者プロフィール

堀田善衞

( ほった・よしえ )

1918年、富山県高岡市に生まれる。慶応大学文学部フランス文学科 を卒業。1952年、「広場の孤独」その他の作品により芥川賞を受賞。主な作品に『海鳴りの底から』、『若き日の詩人たちの肖像』、『方丈記私記』、『ゴヤ』、『スペイン断章』、『定家明月記私抄』、『ミシェル 城館の人』などがある。50年に及ぶ文業は、『堀田善衞全集・全16巻』(筑摩書房)に集成されている。1998年没。

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