じろじろ日記

赤瀬川 原平

日ごろ見なれた物や事をジロジロ見ると別の姿が見える。お茶会、宝石、国宝のいろいろ、銭湯、カメラ……。不思議な観察日記。

じろじろ日記
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 726円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:あ-10-9
  • 刊行日: 1996/08/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-03185-5
  • JANコード:9784480031853
赤瀬川 原平
赤瀬川 原平

アカセガワ ゲンペイ

1937年横浜生まれ。画家。作家(尾辻克彦)。60年代には「ハイレッド・センター」など前衛芸術家として活動、70年代には「櫻画報」など独自の批評を盛り込んだイラストレーターとして活躍、81年には『父が消えた』で芥川賞を受賞。1986年、藤森照信、南伸坊らと「路上観察学会」を結成。他に高梨豊、秋山祐徳太子との「ライカ同盟」、山下裕二との「日本美術応援団」の活動がある。2014年没。

この本の内容

路上観察のじろじろまなこでいろいろな「物件」をながめまわすと、世の中はなんと奇妙なことがらに満ちていることか。カメラ、望遠鏡、銭湯、動物たち、外国旅行…。見なれた物や事の意外な真相に、意表をつかれる面白さ。

この本の目次

1(頭上の宝石
南海の二宮金次郎
韓国の緑の事情 ほか)
2(ヒドロナリューム合金に触る
クエスターを手に持つ感触
国道四一一号線 4WDの放流 ほか)
3(国宝を訪ねて
五千トンの鉄の嬉し恥ずかし初体験
快感と哀愁の西伊豆写生旅行 ほか)
4(街を転がる目のつけどころ
猫の行き交う尾道
恐竜のサファリパーク ほか)

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