三島由紀夫のフランス文学講座

三島 由紀夫

ラディゲ、ラシーヌ、バルザック……を 戦後最高の批評家 三島はどう読んだか? 作家別、テーマ別に編むフランス文学論。文庫オリジナル。

三島由紀夫のフランス文学講座
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 726円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:み-13-10
  • 刊行日: 1997/02/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-03247-9
  • JANコード:9784480032478
三島 由紀夫
三島 由紀夫

ミシマ ユキオ

(1925-1970)本名平岡公威。東京四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。ちくま文庫に『三島由紀夫レター教室』『反貞女大学』『命売ります』『私の遍歴時代』『文化防衛論』などがある。

この本の内容

三島由紀夫こそは、戦後最高の批評家である、と言う編者が作家別・テーマ別に編む、三島のフランス文学論集成。ラティゲ、ラシーヌ、バルザック、スタンダールらの作品を三島はどう読み解釈したのか?フランス文学からどんな影響を受け、自らの文学の糧として吸収していったのか…。三島文学を理解するうえでの格好の案内書。

この本の目次

第1章 ラディゲの系譜
第2章 サドとデカダンス
第3章 方法論の探究―十九世紀小説
第4章 批評家三島由紀夫―二十世紀小説

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