沈黙の宗教――儒教

加地 伸行

日本人の死生観の背景には生命の連続を重んじる儒教がある。墓や位牌、祖先を祭ることの意味など「死の教育」について考え、〈共生の幸福論〉を提唱する儒教入門書。

沈黙の宗教――儒教
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,540円(税込)
  • Cコード:0314
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1994/07/20
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:320
  • ISBN:4-480-05199-6
  • JANコード:9784480051998
加地 伸行
加地 伸行

カジ ノブユキ

1936年生まれ。60年、京都大学文学部卒業。高野山大学、名古屋大学、大阪大学、同志社大学を経て、現在は大阪大学名誉教授、立命館大学フェロー。専攻は中国哲学史。文学博士。主な著書に『中国思想からみた日本思想史研究』(吉川弘文館)、『孝研究──儒教基礎論』『中国論理学史研究』(ともに研文出版)、『沈黙の宗教──儒教』(ちくま学芸文庫)、『儒教とは何か』『現代中国学』(ともに中公新書)、『「論語」再説』『「史記」再説』(ともに中公文庫)、『論語全訳注』『孝経全訳注』『漢文法基礎』(いずれも講談社学術文庫)、『孔子──時を越えて新しく』(集英社)などがある。

この本の目次

はじめに 墓と位牌と
第1章 儒教の深層―宗教性
第2章 儒教の構造
第3章 儒教の表層―道徳性
第4章 儒教の世界像
第5章 儒教から見た現代

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