自分をつくるための読書術

勢古 浩爾

自分とは実に理不尽な存在である。だが、そのことに気づいたときから自分をつくる長い道程がはじまる。読書という地味な方法によって自分を鍛えていく実践道場。

自分をつくるための読書術
  • シリーズ:ちくま新書
  • 748円(税込)
  • Cコード:0200
  • 整理番号:134
  • 刊行日: 1997/11/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-05734-X
  • JANコード:9784480057341
勢古 浩爾
勢古 浩爾

セコ コウジ

一九四七年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社勤務ののち執筆活動に専念。市井の一般人が生きてゆくなかで、運命に翻弄されながらも自身の意志を垂直に立て、何度でも人生は立てなおすことができると思考し、静かに表現し続けている。一九八八年、第7回毎日21世紀賞受賞。著書に『まれに見るバカ』(洋泉社)、『自分様と馬の骨』(三五館)、『結論で読む人生論』(草思社)、『ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語』(ちくま文庫)、『会社員の父から息子へ』(ちくま新書)ほか。

この本の内容

生まれついての一部の幸福者をべつとして、ほとんどの人にとって「自分」とは理不尽で納得のいかない存在である。が、嘆いてもしかたがない。むしろ「自分」を発見したときから、「自分」をつくりあげていく長い道程がはじまる。それはたとえば、「弱さ」を否定して「強さ」につくりかえようとするのではなく、「弱さ」の意味を問い、それをハガネのような「弱さ」にさらにつくりあげること。読書という、とびっきり地味で静的な方法によって「自分」をつくるという意味はまさにここにある。自分を揺さぶり、鍛えていくための実践的読書術。

この本の目次

はじめに 「自分」をつくるとはどういうことか
第1章 「世間」を生きぬくための読書―あらゆる形式を疑え
第2章 「弱さ」を鍛えるための読書―一冊の本は決定的に発火する
第3章 「論理」の力をつけるための読書―読むなら考えよ考えぬのなら読むな
第4章 「理不尽」を生きるための読書―すべての本を軽蔑せよ
第5章 「覚悟」を決めるための読書―わたしがルールブックである
第6章 「自分」をゆさぶるための読書―自分に関係のない本などない
おわりに 「自分」をつくらないことの責任

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