日本語基礎講座 ─三上文法入門

山崎 紀美子

「〜ので」と「〜から」、「〜したら」と「〜すれば」はどう違う。〈象は鼻が長い〉で有名な三上文法を使って、学校文法では解けない日本語の論理を明快に説明する。

日本語基礎講座 ─三上文法入門
  • シリーズ:ちくま新書
  • 770円(税込)
  • Cコード:0281
  • 整理番号:406
  • 刊行日: 2003/04/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-06106-1
  • JANコード:9784480061065
山崎 紀美子
山崎 紀美子

ヤマザキ キミコ

1947年東京生まれ。小学6年からラジオ「基礎英語」を始め、国内学習だけで高校在学中に英検1級合格。東京外国語大学ロシア語学科修士課程修了後、モスクワ大学、ブルガリア科学アカデミーに留学。帰国後、東京外大講師を経て、現在、英語・ロシア語・ブルガリア語の通訳・翻訳・教育と多方面に活躍中。特に初級者向けの外国語教育に深い関心を持つ。著書に『英文法の核心』『日本語基礎講座』(ともにちくま新書)、『スペリングと発音のしくみがわかる本』(研究社)、『ロシア語の構文』『現代ブルガリア語』(ともにくろしお出版)など。

この本の内容

本書は、海外で高い評価を受けている三上章の文法を使って日本語の論理構造を明快に説明。学校では教えない日本語の使い方がわかる。

この本の目次

第1章 センテンスの種類
第2章 「Xは」の本務と兼務
第3章 代名詞についての誤解
第4章 動詞のカテゴリー
第5章 句切り方(phrasing)
第6章 余論

読者の感想

2007.2.03 たじみより

大変面白く読ませていただきました。三上章氏の「象は鼻が長い」の後に読んだこともあり、両書をあわせて読むと日本語の持つ特徴がよく判ります。

一点気になる箇所がありご指摘したいと思います。
本文214頁の冒頭「沢田充の『現代論理学入門』(1963)には楽しい解説が載っています。」とありますが、この「沢田充」は元慶応義塾大学の沢田允茂氏のことだと思います。名前が一字抜けていることが残念です。
なにしろ、沢田允茂氏は我が恩師なので。
この点ご確認の上訂正していただければと思います。

今後とも良書のご出版にご尽力いただけるよう祈念しております。

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