世界がわかる現代マネー6つの視点
金融の奔流を一望する
分散投資のリスク、巨大ファンドの実態、BRICs、銀行の課題、ドル・ユーロ・人民元、イスラム金融
9・11事件以後、国際金融の舞台では不気味な変化がゆっくりと生じている。その動きは市場と社会をどう変えるのか? 6つの視点からマネーの地殻変動を読みとく。

- シリーズ:ちくま新書
- 814円(税込)
- Cコード:0233
- 整理番号:631
- 刊行日:
2006/12/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-06339-0
- JANコード:9784480063397
- 在庫 ×
9・11事件後、国際金融の舞台では、不気味な変化がゆっくりと生じている。金や石油の価格が乱高下し、巨大ファンドやM&Aが世界経済を波立たせ、中国、インド、ロシアなど新興国の市場が勢いを増している。国内市場に目を転じれば、貯蓄から投資への動きが加速し、金融市場の見慣れた風景ががらりと変わった。こうした変化をもたらす要因とは何なのか?マネーの潮流はどこへ向うのか?それは社会にどんな影響をおよぼすのか?現代を金融の歴史のなかに位置づけなおし、6つの視点から「失われた10年」の「次」を読みとく投資家および市場関係者必読の書。
第1章 投資時代への期待と幻想―資産運用の環境変化
第2章 ポスト不良債権時代―銀行主導時代の終焉
第3章 経済社会を動かすファンド―「ファンド主義」は定着するか
第4章 米国型金融システムの揺らぎ―強さと脆弱さの危うい均衡
第5章 多極化へ動き出すマネー社会―多様化する国際経済
第6章 金融と社会との対話―金融は役立っているか
2007.3.05 荻原恒雄
倉都康行先生の書物は、スカパーTV出演の際に紹介されて知り、直ぐ丸善に駆け込み、一気に読み終えました。
分析が鋭く、歴史観や、将来展望の洞察力に優れ、全く誌面に無駄が無く、現在金融に携わる者達の必見の書です。
繰り返し読んでいます。
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