現代語訳 学問のすすめ

福澤 諭吉 著 , 齋藤 孝 翻訳

最高の生き方指南書

諭吉がすすめる「学問」とは? 世のために動くことで自分自身も充実する生き方を示し、激動の明治時代を導いた大ベストセラーから、今すべきことが見えてくる。

現代語訳 学問のすすめ
  • シリーズ:ちくま新書
  • 902円(税込)
  • Cコード:0212
  • 整理番号:766
  • 刊行日: 2009/02/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-06470-7
  • JANコード:9784480064707
福澤 諭吉
福澤 諭吉

フクザワ ユキチ

1835(天保5)年〜1901(明治34)年。著述家、教育者。「時事新報」発行人。近代日本最大の啓蒙思想家。慶應義塾の創設に力を尽くした。著書に『学問のすすめ』『文明論之概略』『西洋事情』『福翁自伝』など多数がある。

齋藤 孝
齋藤 孝

サイトウ タカシ

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『声に出して読みたい日本語』(草思社)が話題を呼ぶ。『前向き力』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『仕事力』(ちくま文庫)、『13歳からの「学問のすすめ」』『新聞力』(ちくまプリマー新書)、『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』(ちくま新書)、『こども「シェイクスピア」』(筑摩書房)、翻訳書に『論語』『現代語訳 文明論之概略』など、著書多数。

著者に関する情報

小学生向け、一般人向けセミナー「齋藤メソッド」については、こちらへ。

この本の内容

近代日本最大の啓蒙思想家・福澤諭吉の大ベストセラー『学問のすすめ』。本書は歯切れのよい原書のリズムをいかしつつ、文語を口語に移した現代語訳である。国家と個人の関係を見つめ、世のために働くことで自分自身も充実する生き方を示した彼の言葉は、全く色あせないばかりか、今の時代にこそ響く。読めば時代情勢を的確に見極め、今すべきことを客観的に判断する力がつく。現代にいかすためのポイントを押さえた解説つき。

この本の目次

学問には目的がある
人間の権理とは何か
愛国心のあり方
国民の気風が国を作る
国をリードする人材とは
文明社会と法の精神
国民の二つの役目
男女間の不合理、親子間の不条理
よりレベルの高い学問
学問にかかる期待
美しいタテマエに潜む害悪
品格を高める
怨望は最大の悪徳
人生設計の技術
判断力の鍛え方

読者の感想

2016.8.13 コアラ75

齋藤孝先生の現代語約は現代人としてのご本人の解釈や意見があり生きる生きる上でとても参考になります。私は齋藤孝先生なりの解釈が加筆された西洋事情を期待しております。

2012.3.17 Akira The Kid

ザッと文語体理解薄っすらが
現代語訳ですらすら頭に入る新鮮さが気持ちがよい


日本人のバイブルでは
自分の若い頃にリリースしてほしかった

なお齋藤さんの解釈が素晴らしい
なるほどTVでよく見かけるコメンテーター

2009.2.20 小飼弾

近代的日本国民の青写真
小飼弾ブログ 404 Blog Not Found

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