就活エリートの迷走

豊田 義博

あの会社では、
新人の8割が
戦力になっていないらしい。

超優良企業の内定をゲットした「就活エリート」。彼らが入社後に、ことごとく戦力外の烙印を押されている……。採用現場の表と裏を分析する驚愕のレポート。

就活エリートの迷走
  • シリーズ:ちくま新書
  • 836円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:880
  • 刊行日: 2010/12/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-06585-8
  • JANコード:9784480065858
豊田 義博
豊田 義博

トヨダ ヨシヒロ

1983年東京大学理学部卒業後、リクルート入社。就職ジャーナル、リクルートブックの編集長などを経て、現在は、リクルートワークス研究所主幹研究員。主な著書に『就活エリートの迷走』(ちくま新書)、『「上司」不要論。』(東洋経済新報社)、『新卒無業。』(共著、東洋経済新報社)などがある。

この本の内容

エントリーシートを綿密に作りこむ。面接対策をぬかりなく講じる。まるで受験勉強に勤しむような努力をして、超優良企業へと入社していく「就活エリート」。新卒者の勝ち組たる彼らが、いま、多くの職場で、戦力外の烙印を押されている。「スター願望」ともいうべき偏狭なキャリア意識に自縄自縛となり、スタートラインでつまずいているからだ。採用試験では高い評価を得たはずの就活エリートが、なぜ、入社後に迷走するのか?リクルートで長年にわたって就職情報に携わり、採用現場の表と裏を熟知する著者が、就活のあり方と若者のメンタリティを分析する驚愕のレポート。

この本の目次

序章 あれから13年がたった。
第1章 優秀な若手を襲う「キャリアの危機」
第2章 就職活動は、どのようにして「就活」になったのか?
第3章 自己分析がもたらす悲劇
第4章 面接という舞台が生む錯綜
第5章 会社に“恋”をするという不幸
終章 就活改革のシナリオ

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