京大人気講義 生き抜くための地震学

鎌田 浩毅

次の震災は2030年代?
「その時」までに
なにができるか

大災害は待ってくれない。地震と火山噴火のメカニズムを学び、災害予測と減災のスキルを吸収すべき時は、まさに今だ。知的興奮に満ちた地球科学の教室が始まる!

京大人気講義 生き抜くための地震学
  • シリーズ:ちくま新書
  • 990円(税込)
  • Cコード:0244
  • 整理番号:1003
  • 刊行日: 2013/03/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-06701-2
  • JANコード:9784480067012
鎌田 浩毅
鎌田 浩毅

カマタ ヒロキ

1955年生まれ。東京大学理学部卒業。通産省を経て97年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学・地球科学。京大の講義は毎年数百人を集める人気で教養科目1位の評価。著書に『京大人気講義 生き抜くための地震学』(ちくま新書)、『地学のツボ』(ちくまプリマー新書)、『理科系の読書術』『地球の歴史』(中公新書)、『世界がわかる理系の名著』(文春新書)、『火山噴火』(岩波新書)、『日本の地下で何が起きているのか』(岩波科学ライブラリー)など。

著者に関する情報

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この本の内容

未曾有の震災も過去となりつつあり、被災地も平穏な日々を取り戻し始めた。本当の危機は、しかし、いま、迫ってきている。西日本を襲う南海トラフ巨大地震は、2030年代に起きるという。しかもそれは首都圏も直撃する、最悪の「五連動地震」となる可能性が高い。さらに日本列島の活火山は噴火スタンバイ状態にある。だが、恐れすぎてはいけない。地震のメカニズムを理解し、地球科学の思考法を体得すれば、着実に、巨大災害は減らせるのだ。本書を読んで一人一人が自律して行動することが、明日の震災を「生き抜く」ための第一歩となる。

この本の目次

第1章 地震のメカニズム(プレートが沈み込む日本列島
沈み込みの反発が巨大地震を起こす ほか)
第2章 次に来る恐怖の大災害(首都直下地震
「西日本大震災」 ほか)
第3章 命綱としての地球科学的思考(地震発生確率の読み方
震災時の「帰宅支援マップ」の使い方 ほか)
第4章 防災から減災へ―社会全体で災害と向き合うために(被害拡大のメカニズムと対策
減災実現のストラテジー(戦略))

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