死の病いと生の哲学

船木 亨

人は死への恐怖に直面して初めて根源的に懐疑するようになる。哲学者が自らガンを患った経験を通じて、生と死、人間存在や社会のあり方について深く問いなおす。

死の病いと生の哲学
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体940円+税
  • Cコード:0210
  • 整理番号:1506
  • 刊行日: 2020/07/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-07329-7
  • JANコード:9784480073297
船木 亨
船木 亨

フナキ トオル

1952年東京都生まれ。東京大学文学部倫理学科卒。同大学院博士課程修了。博士(東京大学)。熊本大学文学部教授を経て、現在、専修大学文学部教授。おもに現代フランス哲学に参照しながら、人間がそこで自己を理解していく倫理的形而上学的空間の様相をあきらかにしようとしている。著書に『ドゥルーズ』(清水書院)、『ランド・オブ・フィクション――ベンタムにおける功利性と合理性』(木鐸社)、『デジタルメディア時代の《方法序説》――機械と人間のかかわりについて』(ナカニシヤ出版)、『〈見ること〉の哲学――鏡像と奥行』(世界思想社)、『メルロ=ポンティ入門』(ちくま新書)ほか。      

この本の内容

批評家ソンタグはこう言っていた。人は「健康な人の国」と「病気の人の国」のいずれかに属する、と。本書は哲学者自身がガンになった経験を通じて、「病気の人の国」の現実を見つめ、生と死について考察した記録である。死への恐怖はなぜ起きるのか。死に直面することでなぜ人は初めて根本的に懐疑し、真に思考するようになるのか。東西の哲学者たちによる病や死、老いについての考察も参照しつつ、「健康な人の国」の人々には見えない世界と人生の諸問題について深く問いなおす。

この本の目次

プロローグ
第1章 がんとの遭遇
第2章 死
第3章 いかにして歳をとるか
第4章 がんという「病気」
第5章 がん病棟にて
第6章 助けを求めて
第7章 生と命
第8章 老いについて
エピローグ

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