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定価

1,430

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07402-7

Cコード

0236

整理番号

1569

2021/05/06

判型

新書判

ページ数

560

解説

内容紹介

日本の戦後はどこからはじまり、どういう問題をはらむのか。その世界史的な「特異さ」とは何か。どうすれば、この「戦後」という空間から脱することができるのか。こうした問題の中心にあるのは日米関係の「ねじれ」であり、それが最も先鋭的に焦点化されるのが憲法9条の問題である。憲法9条を中心に繰り広げられた戦後日本の歩みを、いま一度、誰よりもゆっくりと辿りなおすことで、この難問に答える。加藤典洋が遺した最期の提言。

目次

第1部 日米安保条約と憲法9条―1950年代(改憲論の登場)
第2部 安保闘争と日米安定期―1960?80年代(さまざまな護憲論
折り返し地点―保守系ハト派の護憲型政治)
第3部 冷戦終結から日本の閉塞へ―1990年代以降(冷戦以後の日米安保
21世紀と凋落のはじまり
歴史像の改定―捨象される経験の核心)
おわりに 憲法9条/使用法

著作者プロフィール

加藤典洋

( かとう・のりひろ )

1948年、山形県生まれ。文芸評論家。早稲田大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒業。著書に『敗戦後論』(ちくま学芸文庫、伊藤整文学賞受賞)、『言語表現法講義』(岩波書店、新潮学芸賞受賞)、『小説の未来』『テクストから遠く離れて』(朝日新聞社/講談社、両著で桑原武夫学芸賞受賞)、『アメリカの影』『日本風景論』(講談社文芸文庫)、『日本の無思想』(平凡社新書)、『さようなら、ゴジラたち』『3.11 死に神に突き飛ばされる』(岩波書店)、『人類が永遠に続くのではないとしたら』(新潮社)など多数。

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