間違いだらけの風邪診療 ─その薬、本当に効果がありますか?

永田 理希

鼻・のど・咳・発熱……の不調が出たとして、病院に行きますか? どんな薬を飲みますか? 昔の常識は今の非常識。敏腕開業医が治療法のリアルを解説します。

間違いだらけの風邪診療 ─その薬、本当に効果がありますか?
  • シリーズ:ちくま新書
  • 990円(税込)
  • Cコード:0247
  • 整理番号:1663
  • 刊行日: 2022/06/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-07485-0
  • JANコード:9784480074850
永田 理希
永田 理希

ナガタ リキ

1999年、東邦大学医学部卒業。2005年、金沢大学大学院医学系研究科外科系卒、医学博士号取得。高岡厚生連病院、富山労災病院、福井県済生会病院に勤務。福井県済生会病院にて感染対策チームに所属し、北陸初の血液培養2セット義務化実施、術後抗菌薬長期予防投与などの撤廃化実施。感染症予備校と称し、「感染症倶楽部」を創設。全国の医療従事者を対象に感染症生講演開催、全国へ出張・WEB講演も開催。2008年、石川県加賀市にて「希惺会 ながたクリニック」を開業。風邪をはじめとした感染症やアレルギー疾患、皮膚外傷・創傷、生活習慣病、漢方診療などプライマリケア領域を中心に地域臨床最前線で診療に従事。2020年〜同院研修医を対象に抗菌薬レクチャー開催継続中。2009年pdmインフルエンザ、COVID-19(2020年〜)も含め、地域での新興感染症診療、後遺症専門外来に率先して従事。著書(単著)として「Phaseで見極める!小児と成人の上気道感染症」、「Phaseで見極める!小児と成人の風邪の診かた&治しかた」(いずれも日本医事新報社)などがある。

この本の内容

鼻・のど・咳・発熱…「風邪様症状」が出た時に、受診すべきタイミング、「見極めスキル」のある医師はどこをどう診てどう治療するか、処方薬や検査の目的と意味、メリット・デメリットなど、最新の正しい知識を、風邪診療のスペシャリストである臨床最前線の敏腕開業医がわかりやすく解説します。感染症治療には、昔の常識が現在の非常識である、というリアルが実はたくさんあります。本書を読めば、どういう医師が信頼できるかも見えてくるはずです。

この本の目次

第1章 風邪(かぜ)という名の感染症のリアル
第2章 風邪の見極め検査のリアル
第3章 COVID‐19と発熱・風邪診療外来のリアル
第4章 風邪薬のリアル
第5章 マスクのリアル
第6章 消毒薬のリアル
第7章 インフルエンザウイルス感染症のリアル
第8章 風邪に似た急性気道感染症のリアル
第9章 風邪の「見極めスキル」のリアル

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