平安王朝と源平武士　─力と血統でつかみ取る適者生存

桃崎 有一郎 著

『源氏物語』で描かれる雅な世界の裏では、武士が暴力で支配する社会があった。血の入れ替えと殺し合いで、源氏と平氏が武士の代表格になっていく背景を描く。

平安王朝と源平武士　─力と血統でつかみ取る適者生存
  • シリーズ:ちくま新書
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0221
  • 整理番号:1785
  • 刊行日: 2024/04/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-07613-7
  • JANコード:9784480076137
桃崎 有一郎
桃崎 有一郎

モモサキ ユウイチロウ

桃崎 有一郎（ももさき・ゆういちろう）：1978年、東京都生まれ。2001年、慶應義塾大学文学部卒業。2007年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学、博士（史学）。現在、武蔵大学文学部教授。専門は、古代・中世の礼制と法制・政治の関係史。著書に『平安京はいらなかった――古代の夢を喰らう中世』（吉川弘文館）『室町の覇者　足利義満――朝廷と幕府はいかに統一されたか』『武士の起源を解きあかす――混血する古代、創発される中世』（ちくま新書）』『「京都」の誕生―― 武士が造った戦乱の都』『平治の乱の謎を解く――頼朝が暴いた「完全犯罪」』（文春新書）などがある。

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