名文

中村 明

名文とは何か。国木田独歩から宮本輝に至る五〇人の作家による文章の精緻な分析を通して、名文のスタイルの構造を解明する必携の現代文章読本。

名文
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0181
  • 整理番号:ナ-1-1
  • 刊行日: 1993/03/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:400
  • ISBN:978-4-480-08049-3
  • JANコード:9784480080493
中村 明
中村 明

ナカムラ アキラ

一九三五年山形県鶴岡市生れ。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、母校、早稲田大学の教授となり、現在、名誉教授。主な著書に、『作家の文体』『名文』『悪文』『比喩表現の世界』『人物表現辞典』(以上、筑摩書房)、『日本語語感の辞典』『日本の作家 名表現辞典』『笑いのセンス』『吾輩はユーモアである』『日本語文体論』『日本の一文30選』(以上、岩波書店)、『日本語の文体・レトリック辞典』『センスをみがく 文章上達事典』(以上、東京堂出版)、『美しい日本語』(青土社)などがある。

この本の内容

名文とはどのような文章だろうか?悪文と駄文の違いはどこにあるのだろうか?国木田独歩、夏目漱石、森鴎外から辻邦生、小川国夫、丸谷才一、宮本輝にいたる50人の作家の多彩な名文例の精緻な分析を通して、その名文性のありかを探りつつ、名文のスタイルの構造を解明する労作。日本文学を愛し、日本語に心をよせる人びとのための必読の現代文章読本。

この本の目次

1 名文論―文章の雰囲気に映る人影(名文の位置づけ
名文の条件
移りゆく名文像
名文とは何か
名文作法)
2 名文の構造―文体に迫る表現美の分析

読者の感想

2008.2.05 佐藤浩介

色々なことで、感動しました。

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