物語の結婚

日本の古代人は結婚や性をどのように考えていたのか。歴史家が語りえないその深層を物語のなかに考察する、画期的古典文学論。

物語の結婚
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 939円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:フ-2-1
  • 刊行日: 1995/10/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-08233-6
  • JANコード:9784480082336

この本の内容

人類史とともに古い結婚の歴史。結婚はまた個体の人生史上の大切な節目でもある。では、日本の古代社会では、その「婚姻」や「性」をどのように考えていたのだろうか。『源氏物語』『蜻蛉日記』や『万葉集』などの文学作品から、古代社会の人々が自分たちの結婚をどう考え、どう表現したかを考察する、画期的古典文学論。

この本の目次

少女と結婚
少女の物語空間
源氏物語の性、タブー
蜻蛉日記と平安朝の婚姻制度
万葉集の結婚
日本の性の基層を探る
女性の霊的優位覚え書
タブーと結婚
“うた”と愛―「うつくし」「うるはし」

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