三国志実録

吉川 幸次郎

『三国志』の姦雄・魏の武帝・曹操と二人の息子たちの文学的資質に注目し、史料を引きつつ、人となりと才能・作品を吟味する。

三国志実録
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0198
  • 整理番号:ヨ-3-3
  • 刊行日: 1997/03/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-08331-6
  • JANコード:9784480083319
吉川 幸次郎
吉川 幸次郎

ヨシカワ コウジロウ

1904年、神戸市に生まれ、1980年、没。1923年京都帝大文学科に入学、支那文学を専攻。28年中国に留学、31年帰国。同年、東方文化学院(京都大学人文科学研究所東方学研究部)の研究員となり16年間をすごす。47年京都大学教授。この間、数々の著書を発表、日本の中国文学の普及に大きく貢献、芸術院会員、文化功労者となる。主な著書に、『尚書正義』、『杜甫私記』、『読書の学』、『仁斎・徂徠・宣長』、『吉川幸次郎全集』(全27巻+別巻1)などがある。

この本の内容

群雄割拠した「三国志」時代の悪玉・曹操の詩才に注目して、さまざまな史料を駆使し、人となりや作品を吟味した「曹氏父子伝」、曹操の才能溢れる二人の息子、父の後に帝位に就いた曹丕と、才能に恵まれつつ兄に冷遇された弟・曹植、兄弟の運命と文学的交遊や作品を描き出す「曹植兄弟」の2作品を収録。

この本の目次

曹氏父子伝
曹植兄弟

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