ちくま学芸文庫

物理学の発展
─山本義隆自選論集Ⅱ
山本義隆
著
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第二次大戦を枢軸国として連合軍と戦った日本とドイツ。二つの国は加害者として戦勝国に裁かれた。「悪いのはやつらだ」。勝者の正義のために歴史の被告席に立たされた日本人とドイツ人。彼らはいかに過去に学んだか。そして、いかに過去を忘れようとしているか。際立った対照をみせる日本とドイツ。本書は、記録が散逸し、記憶が風化することに抗して、日本とドイツの、戦争体験者と現場を徹底取材した。その結果、戦勝国の手による定説や神話から、思いがけない真相をつかみ出す。戦争責任とは何か、国を愛するとは何かを、日本とドイツを横断して問い直すルポルタージュの傑作。
西洋と戦う
廃墟にロマンがあった
アウンシュヴィッツ
ヒロシマ
南京
戦犯裁判
教科書は抵抗する
記憶を保存する
ふたつのノーマルな国
ふたつのノーマルな町
廃墟を片づける
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