東京ゴミ袋

瀬戸山 玄

ゴミ袋というパンドラの箱を開けると都市生活者の素顔が見える。本音と建前、虚栄心と劣等感が入り交じる欲望の残滓を捉えたルポ。
【解説: 永江朗 】

東京ゴミ袋
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 792円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:せ-10-1
  • 刊行日: 2004/11/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:4-480-42017-7
  • JANコード:9784480420176
瀬戸山 玄
瀬戸山 玄

セトヤマ フカシ

1953年生まれ。早稲田大学文学部卒。TVCM、短編映画制作会社勤務をへて80年よりフリー。現在の肩書はドキュメンタリスト(記録する人)。著書は『東京ゴミ袋』(ちくま文庫)、『家庭簿』『彼女の居場所』(以上、文藝春秋)、『テレビを旅する』『ライ麦畑のキャデラック』(以上、小学館)、『お隣りの外国人』(平凡社、吉永みち子氏との共著)、『里海に暮らす』(岩波書店)、『野菜の時代』(日本放送出版協会)など。

この本の内容

ゴミ箱というパンドラの箱を開けると、ツーンとした臭いの先に、都市生活者の事情が見えてくる。風俗嬢、ファストフード店、相撲部屋、不法滞在外国人、極道一家、新々宗教団体…のゴミ袋の中に押し込まれたそれぞれの素顔。本音と建前、虚栄心と劣等感が入り交じる欲望の残滓を捉えた写真ルポ。

この本の目次

午前三時三十分の定期便
元麻布三丁目の蒸発
オークボの娘たち
横丁の夢跡
角界のグルマン人
第八号棟の人生
風俗嬢の事情
浜辺のイチジク
四ポーズ目の抱擁
少年のココロ〔ほか〕

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